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About the center

一般財団法人北里環境科学センターは、北里大学衛生学部の環境衛生研究センターを母体に昭和52年(1977年)4月に設立され、現在環境科学分野で幅広い事業を手掛けております。
近年世界規模で病原微生物やウイルス、有害物質等による環境汚染が進行し、人類に及ぼす影響が重大な問題となっております。
当センターは、汚染が地域社会、経済に及ぼす影響が危惧されている現状に鑑み、その対策と改善に向けて斯界の知識、技術を集め、修得し、その成果を地域社会に還元することで、北里柴三郎の求めた医学的視点から健全な環境、健康な市民生活の創造に寄与することを目的としております。
当センターは、幅広い領域の専門家を擁する北里大学の支援がえられる利点を活用し、より質の高い生活環境を提供するための努力を続けていく所存です。
皆々様のご理解とご支援をお願い申し上げます。
理事長 山田 陽城(Haruki Yamada)

全ての試験・検査業務において、品質マネジメントシステムの認証を取得し、品質向上と継続的改善を推進しています。
この認証は、お客様に正確で信頼できる結果を安定的に提供するための管理体制が整備され、効果的に運用されている証です。

化学的試験を実施する試験所として国際的な認定を取得し、規格が求めている試験方法の妥当性確認、設備の適正管理、技術者の力量維持など厳しい要求事項を満たしています。
これにより、精度の高い試験結果を保証します。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)が運営する日本産業規格(JIS)の試験を実施する試験事業者登録制度において、抗菌性試験区分(JIS Z 2801 5)の登録を取得しています。
ISO/IEC 17025の基準を満たしていることが公的に認められ、JNLA標章付きの試験証明書を発行いたします。
1973年(昭和48年)
・北里大学衛生学部に「北里環境衛生研究センター」設置
1977年(昭和52年)
・計量法に基づく濃度計量証明事業所登録(神奈川県第56号)
・「財団法人北里環境科学センター」設立
1979年(昭和54年)
・食品衛生法に基づく指定検査機関(厚生省環第25号)
・水道法第34条の2第2項に基づく指定機関(厚生省環第68号,指定番号:第25号)
1980年(昭和55年)
・水道法第20条第3項に基づく指定検査機関(厚生省環第13号,指定番号:第45号)
1990年(平成2年)
・温泉法に基づく指定分析機関(環境庁告示第58号)
1999年(平成11年)
・水道法第20条第3項に基づく指定検査機関(厚生省収生衛第1192号,指定番号:第45号)
2002年(平成14年)
・温泉法に基づく登録分析機関(神奈川県知事登録第2号)
2003年(平成15年)
・作業環境測定法に基づく登録機関(神奈川労働局登録第14-5号)
・ISO 9001 認証取得
2004年(平成16年)
・水道法第20条第3項に基づく登録検査機関(登録番号:第38号)
・水道法第34条の2第2項に基づく登録検査機関(登録番号:第14号)
・食品衛生法に基づく登録検査機関
2010年(平成22年)
・食品衛生法に基づく登録検査機関廃止
・ISO/IEC 17025 認定取得
2013年(平成25年)
・「一般財団法人北里環境科学センター」に法人名変更(公益法人制度改革に基づく一般財団法人への移行)
・学校法人北里研究所と関連事業における連携を図り社会に貢献していくことを目的に包括的連携協定を締結
2018年(平成30年)
・北里環境科学センター新社屋完成、移転(北里大学相模原キャンパス内)
2025年(令和7年)
・JNLA(産業標準化法試験事業者登録制度)による試験事業者として登録
・ 試験枠が埋まっていて開発スケジュールが遅延している
・ 自社設備では再現性が安定せず、評価にバラつきが出る
・ 特殊な環境下でのオリジナル試験をどこに頼めばいいかわからない
(製品例) 空気清浄機 、 加湿器 、 除湿器 、 エアコン 、 UV機器 、 掃除機 、 洗濯機 、 冷蔵庫 等
規格で使用されるウイルスの他に、細菌・かび・アレルゲン・化学物質(においなど)を用いた家電製品等の評価も行っています。
30㎥(8畳)の大型のチャンバー(その他、25㎥、1㎥、400L、200L)を所有しており、様々な案件での試験が可能ですが、当センターの特徴として、浮遊している細菌・かび・ウイルス・アレルゲン・化学物質などの試験が実施可能です。
試験中はチャンバーの前室より立ち会い可能なため、常時試験品の運転状況を確認することが出来ます。また、試験品の運転操作をご依頼者様が実施することも可能です。
ご依頼者様の設備を用いて実験することも可能です。
規格より長い作用時間で実験したい場合は、ご相談いただければできる限りご対応いたします。
About the exam
各試験チャンバー(0.2, 0.4, 1, 25, 30㎥)において密閉空間での粒子状物質(浮遊ウイルス・カビ・細菌など)の「除菌効果・性能」など、日本電機工業会が定めるJEM 1467 等の試験規格に基づく評価試験を実施しております。
また、お客様のご要望を考慮した当社独自の試験方法を駆使して、電化製品等による除菌性能を評価する試験や化学物質・臭い等の理化学的な除去性能試験も実施しております。
試験チャンバー(6畳相当の空間)内にアレルゲン液を噴霧します。家電製品を作動させながら、一定時間ごとに試験チャンバー内の空気を回収し、空気中に含まれるアレルゲン量をELISA法で調べます。経時的に空気を採取することで経時的なアレルゲンの除去量と除去効果を評価します。 試験アレルゲン:Cry j 1
2025年5月より、2室の25 ㎥ステンレス製チャンバーに加え、新たに30 ㎥のステンレス製チャンバーを増設いたしました。
これにより、新たな規格試験(JEM1467附属書B、C、G)およびその他におい試験が実施可能となりました。
●消毒剤・洗剤・ウェットワイパー等の試験(EN・ASTM・日本薬局方等の規格試験等)
●手指消毒試験(ASTM E2755-15) ●簡易専用水道検査等 ●放射能性物質測定
●水質検査(飲料水、井戸水、透析用水、温泉水、有機フッ素化合物等)
当センターは、単なる試験機関にとどまらず、常に最新の科学的知見を追求しています。国内外の学会での積極的な研究発表は、私たちの試験手法が専門家コミュニティからも認められた「生きた知見」に基づいている証です。
お客様の製品が持つ真の性能を、学術的根拠(エビデンス)をもって裏付け、市場への信頼性を最大化します。
Conference presentation
| 発表演題 | 発表者名 | 発表学会 |
|
除湿を利用した空間中に浮遊しているウイルスの捕捉に関する検討 |
野島康弘ら |
第93回日本感染症学会 (愛知県)2019/4/5 |
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24時間換気室内におけるカビ指数ならびに検出カビ数と種類 |
榊原正也ら |
第46回日本防菌防黴学会年次大会 (大阪府)2019/9/25~26 |
|
病院ドアハンドル付着細菌及び有機物に及ぼす銅合金の影響 |
小澤智子ら |
第46回日本防菌防黴学会年次大会 (大阪府)2019/9/25~26 |
|
PCナースカートハンドル付着細菌数の病棟間比較 |
笹原武志ら |
日本環境感染学会 (神奈川県)2020/2/14~15 |
| 発表演題 | 発表者名 | 発表学会 |
| NTDに対峙して | 山田陽城 |
第94回日本感染症学会総会学術講演会 (東京都)2020/8/19~21 |
| 漢方薬の薬効の解析と薬局製剤 | 山田陽城 |
第53回日本薬剤師会学術大会北海道 (北海道)2020/10/10~11 |
| 溶原菌に及ぼす銅及び銅合金の影響 | 笹原武志ら |
日本銅学会第60回記念講演 (オンラインWEB開催)2020/10/24~25 |
|
日本発・顧みられない熱帯病創薬におけるパートナーシップの 最前線(2021) |
山田陽城ら |
日本薬学会第141年会シンポジウムオーガナイザー (オンラインWEB開催)2021/3/26~28 |
| 発表演題 | 発表者名 | 発表学会 |
| 洗濯物取扱い無人ロッカーの衛生管理に関する試験研究 | 土田海ら |
日本防菌防黴学会第48回年次大会 (オンライン参加)2021/9/8~9 |
| 日本電機工業会「空気清浄機の浮遊ウイルスに対する除去性能評価試験方法」の解説 | 菊野理津子 |
機能水学会第19回学術大会 (東京都)2021/10/30~31 |
| 日本鉱業振興会「銅めっき及び着色処理を施した銅材の殺菌性評価」の中間報告 | 笹原武志 |
日本鉱業振興会助成金研究成果報告会 (オンライン参加)2021/11/30 |
| 発表演題 | 発表者名 | 発表学会 |
|
洗濯物取扱い無人ロッカーの衛生管理に関するウイルスを用いた試験研究 |
土田海ら |
日本防菌防黴学会第49回年次大会 |
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空間湿度に対するファージの感受性検証 |
岡上 晃ら |
日本防菌防黴学会第49回年次大会 |
|
ECMOなどに使用される体外循環用冷温水供給装置汚染と環境曝露に関する検討 |
古平 聡(北里大学),榊原正也ら |
日本防菌防黴学会第49回年次大会 |
| 銅及び銅合金によるクリプトスポリジウム感染性の不活化効果 | 笹原武志ら | 日本銅学会第62回講演大会
(宮城県)2022/10/14~16 |
| 銅及び銅合金による新型コロナウイルス
不活化機構の解明 |
中野竜一(奈良県立医大),
笹原武志ら |
第34回日本臨床微生物学会総会・学術集会
(神奈川県)2023/02/05 |
| 発表演題 | 発表者名 | 発表学会 |
|
洗濯物取扱い無人ロッカーの衛生管理に関する研究 -微生物を用いたランドリーバッグ素材の浸透性の検証- |
飯塚千織理ら | 日本防菌防黴学会第50回年次大会
(大阪府)2023/08/29~30 |
| 微生物浮遊粒子負荷方法の検討
-浮遊粒子分布の測定- |
榊原正也,
嶋崎典子(感染研)ら |
日本防菌防黴学会第50回年次大会
(大阪府)2023/08/29~30 |
| 医療系大学において実習期間中に使用される
対外循環用冷温水供給装置の汚染に関する検討 |
古平 聡(北里大学),
榊原正也ら |
日本防菌防黴学会第50回年次大会
(大阪府)2023/08/29~30 |
| 空気清浄機の性能評価方法の国際標準化に向けた検討
-各種微生物を用いた自然減衰(浮遊微生物数)の評価- |
岡上 晃ら | 日本防菌防黴学会第50回年次大会
(大阪府)2023/08/29~30 |
| 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染流行時に
おける病院内環境調査の意義 |
野島康弘,牛島品子
(済生会横浜南部病院)ら |
日本防菌防黴学会第50回年次大会
(大阪府)2023/08/29~30 |
発表演題 | 発表者名 | 発表学会 |
体外循環用冷温水供給装置の汚染に関する検討 | 水谷英秋ら | 第39回日本環境感染学会総会・学術集会 |
空気清浄機の性能評価方法の国際標準化に向けた検討 | 岡上 晃ら | 日本防菌防黴学会第51回年次大会 |
綿製品へのウイルス付着性の確認 | 森英里子ら | 日本防菌防黴学会第51回年次大会 |
洗濯物取扱い無人ロッカーの衛生管理に関する研究 | 飯塚千織理ら | 日本防菌防黴学会第51回年次大会 |
銅めっき及び着色処理を施した銅材の殺菌性能評価 | 菊野理津子, 笹原武志 | 日本鉱業振興会助成による研究成果報告会 (東京都)2024/11/08 |
新型コロナウイルス感染症による施設クラスター発生原因の換気対策の盲点と改善策に関する一考察 | 岩下正人ら | 第70回神奈川県公衆衛生学会(神奈川県)2024/11/26 |
洗濯物取扱い無人ロッカーの衛生管理に関する研究-ランドリーバッグ素材に付着した微生物の生残性の検証について- | 飯塚千織理ら | 第70回神奈川県公衆衛生学会(神奈川県)2024/11/26 |
Questions and answers
Q.
A.
試験費用は、検体の種類、数および試験条件等により異なります。
試験内容のお打ち合わせ・試験仕様書設定の上、 お見積書を発行いたします。
概算での金額をご希望の場合、詳細(試験品と試験方法と期日)をお知らせください。
Q.
A.
目安として受付から2~3週間後に試験実施となり、試験終了後、1週間前後で速報をお送りします。
正式な報告書は、試験終了後、約1カ月後のお届けとなります。
CONTACT1
検査・調査のご相談、ご依頼がございましたらお気兼ねなくお問い合わせください。内容につきましては秘密保持を厳守いたします。
なお、対応は順次行っておりますが、お問い合わせが集中した場合はご回答に数⽇を頂くことがございますので予めご了承ください。
CONTACT2
公表試験データの確認は、北里環境科学センターが試験依頼者に対して発行した報告書の一部または全部を試験依頼者が公表する際、その公表内容を専門的見地から確認させていただくことによって、適切な情報公開がなされることを目的としています。