殺菌活性評価
Staphylococcus aureus ATCC 6538 (=NBRC 13276)
Pseudomonas aeruginosa ATCC 15442 (=NBRC 13736)
Enterococcus hirae ATCC 10541 (=NBRC 113010)
殺酵母活性評価
Candida albicans ATCC 10231 (=NBRC 1594)
清浄条件
0.03% BSA
汚濁条件
0.3% BSA+0.3% 羊血球
ポリウレタン加工したポリ塩化ビニルシート (20 cm × 50 cm)
STEP
1
①試験担体を2つ用意し、1つには5 cm角の試験エリア4箇所 (T1~T4) をマーキングして、もう1つには5 cm角の試験エリア2箇所 (Dc0:乾燥直後とDct:対照) をマーキングします。
STEP
2
②T1とDc0とDctの試験エリアに所定量の試験菌液を滴下します。
STEP
3
③ 試験菌液を試験エリア全体に塗り広げて、乾燥させます。T2~T4の試験エリアは汚しません。
STEP
4
④ワイプの上に約2.5 kgの重石を置き、固定します。
⑤重石を押して試験エリア全体を横切るように1秒で拭き取ります。拭き取りはT1から始めます。
⑥同様の手順で、T4からT1に向けて拭き取った後、所定時間静置します。
STEP
5
⑦ 所定のタイミングで、各試験エリアから試験菌を綿棒で回収し、残存する生菌数を測定します。
STEP
6
⑧ T1における対照の生菌数から算出される殺菌活性値が5以上 (殺酵母活性は4以上) で、かつT2~T4における生菌数の平均値が50 CFU以下で効果ありと判定します。
当センターでは、ウエットワイパー製品の除菌性能試験評価として、(一社)日本衛生材料工業連合会が定める試験だけでなく、上記のEN 16615による試験も承っております。
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