空気清浄機に関する性能試験は、日本では(一社)日本電機工業会が「JEM 1467 家庭用空気清浄機」として制定しています。
当センターでは、2025年5月より、2室の25 ㎥ステンレス製チャンバーに加え、新たに30 ㎥のステンレス製チャンバーを増設いたしました。
これにより、新たな規格試験(JEM1467附属書B、C、G)およびその他におい試験が実施可能となりました。
拡充した評価試験メニュー
試験費用
65,000 円(税抜)~
1 ㎥のアクリル製チャンバーを使用します。
タバコ吸煙機でタバコを5 本燃焼させます。燃焼後にアンモニア、アセトアルデヒド、酢酸をガス検知管で測定し、初期濃度とします。
空気清浄機を30 分運転後、再度測定し、運転前後の濃度を比較して除去率を算出します。
試験費用
77,000 円(税抜)~
30 ㎥のステンレス製チャンバーを使用します。
脱臭性能試験と同様にタバコを燃焼させます。燃焼後の濃度をデジタル粉じん計を用いて測定します。
空気清浄機運転前後の濃度を比較することで、空間清浄の指標となる適用床面積を算出します。
適用床面積とは、JEM 1467により、規定の粉じん濃度を30 分で清浄できる部屋の広さとしています。
試験費用
93,000 円(税抜)~
30㎥のステンレス製チャンバーを使用します。
集じん性能試験と同様の試験方法となります。
デジタル粉じん計に、PM2.5サイクロン式分粒装置を付け替え濃度を測定します。
微粒子(0.1〜2.5 μm)を90 分以内で99 %除去できるか性能を評価する試験です。
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